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震災以降4年目となる
気仙沼市内仮設住宅での「みどりのカーテン」植え付け

2014年5月23日

エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:石田 雅昭)は、東日本大震災被災地支援の取組みとして、5月24日~25日、気仙沼市唐桑町内の仮設住宅において、入居者のみなさまとともに、「みどりのカーテン注1」となるゴーヤ苗の植え付けを実施いたします。東日本大震災以降、実施しており今年で4回目となります。

当社は、2007年より工場のある京都府福知山市の「福知山環境会議注2」と連携して、「みどりのカーテン」の普及活動を推進しており、福知山市周辺の小中学校などで「みどりのカーテン」の効果や地球温暖化問題に関する授業を行う「環境出張講座」や、「みどりのカーテン」の普及・啓発活動の中核となるリーダーの育成を目的とした「エスペックみどりの学校注3ゴーヤ先生養成セミナー」などを開催しております。

東日本大震災以降、当社は、被災されたみなさまへの支援活動の一つとして、仮設住宅の温熱環境を改善するため「みどりのカーテン」の設置を2011年度より実施しておりますが、今年度も気仙沼市との協働で、気仙沼市唐桑町内の6つの仮設住宅において実施することを決定いたしました。植え付けには、福知山工場で育てたゴーヤ苗を使用し、入居者のみなさまや当社の社員ボランティア19名、および福知山環境会議メンバーが参加いたします。また、小中学校などではこどもたちと一緒にみどりのカーテンを植え付ける出前講座を実施いたします。

この活動を通じて、入居者のみなさまの相互交流を図っていただくとともに、夏には成長したゴーヤの葉の働きにより仮設住宅の室温上昇を抑制し、被災地のみなさまの快適な暮らしと消費電力の低減に少しでも貢献できればと考えております。植え付け後も、参加者のみなさまとともにゴーヤ苗の成長を見守っていきたいと考えております。

写真:仮設住宅の様子仮設住宅の様子

写真:完成したみどりのカーテン完成したみどりのカーテン

実施概要

日時:
2014年5月24日(土)~27日(火) 9:00~15:00
場所:
旧唐桑小学校住宅、小原木小学校住宅、福祉の里住宅A、福祉の里住宅B、小原木中学校住宅、漁火パーク住宅、気仙沼市立小原木小学校、気仙沼市立唐桑小学校、気仙沼市立唐桑中学校
実施予定戸数:
67戸+3談話室+学校実施60プランタ
参加人数:
約150人(予定)
植付本数:
約260本(予定)
協力団体:
宮城県気仙沼市、福知山環境会議

注1:夏の暑さに対処するためにツルのある植物(朝顔やゴーヤ、へちまなど)を窓際に植えること。植物がカーテンのように夏の日差しを和らげるほか、葉の蒸散作用により室温の上昇を抑えることができる。

注2:2003年度に福知山市で策定された「環境基本計画」に掲げるプロジェクトを推進するため、2007年6月、市民(市民団体)・事業者・行政が参画するパートナーシップ組織として発足。
福知山環境会議HP

注3:2011年3月29日、環境省より「環境教育推進法にもとづく環境教育の人材認定等事業」として認定。
エスペックみどりの学校HP

本件に関するお問い合わせ

環境管理部 環境管理グループ 土田真奈見

TEL:0773-27-9202 FAX:0773-27-6961 E-MAIL:m-tsuchida@espec.co.jp

本リリースに関するお問い合わせ

コーポレートコミュニケーション部 IR・広報担当 大川 奈津子

TEL:06-6358-4744 FAX:06-6358-4795 E-MAIL:ir-div@espec.jp