2013年10月17日

エナジーデバイスにおける発電・蓄電・制御を
トータルで評価できる世界初の環境試験所

エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:石田 雅昭)は、2013年11月、エナジーデバイス(太陽電池、二次電池、パワー半導体)の信頼性試験・安全性試験に対応する「エナジーデバイス環境試験所」を開所します。11月22日には、お客さまをご招待し、開所式を行います。
当社は、宇都宮、豊田、刈谷、神戸の全国4か所に環境試験の受託試験所を設置しており、この度、宇都宮試験所に、エナジーデバイス(太陽電池、二次電池、パワー半導体)の信頼性試験・安全性試験に特化した受託試験所を新設します。発電・蓄電・制御デバイスの全てを評価できる世界初の試験所です。
HEV(ハイブリッド電気自動車)やEV(電気自動車)などエコカーの普及に伴い、二次電池やパワー半導体の分野では、環境試験需要が拡大しています。特に、車載用の二次電池は高い安全性と安定した性能が求められるため、外部短絡試験や釘刺し試験など安全性試験のニーズが高まっています。これらの要望に対応するため、安全設備を有した建屋を新たに建設します。外部短絡試験では、世界初となる最大電流24kAに対応した装置を設置するなど、最新の設備をラインアップし、お客さまのご要望に対応します。
当社は、環境試験器メーカーとして、最先端の試験ニーズに受託試験でお応えすることで、新たな試験ノウハウを身に付け、受託試験サービスのさらなる付加価値向上や新製品開発につなげてまいります。


■試験所の開所日

2013年11月22日(金)
※同日、宇都宮テクノコンプレックス(栃木県宇都宮市清原工業団地)において、開所式を行います。


■試験所の概要

建屋 床面積720m²
構成 モジュール・パック電池向け安全試験室 9m×10m 3室
セル電池向け安全試験室 12m×16m 1室
※ECE-R100(車載用二次電池の国際試験規格)やUN規格(国際連合危険物輸送勧告)に対応

≪試験所に関するお問い合わせ≫
営業本部 東日本ブロック 東日本託験グループ
TEL:028-667-8734  FAX:028-667-8744
≪本リリースに関するお問い合わせ≫
経営戦略部 戦略企画グループ IR・広報担当 大川 奈津子
TEL:06-6358-4744  FAX:06-6358-4795  E-MAIL: ir-div@espec.jp