2011年9月6日
気仙沼市の仮設住宅に設置した
「みどりのカーテン」の効果測定授業を開催
エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:石田 雅昭)は、6月、東日本大震災被災地支援の取組みとして、気仙沼市立小原木小学校内の仮設住宅に「みどりのカーテン(注1)」を設置いたしましたが、9月12日、同小学校において、入居者のみなさまや生徒のみなさまとともに、「みどりのカーテン」の効果測定を行うことにいたしました。
エスペックは、2007年より当社メイン工場のある京都府福知山市の「福知山環境会議(注2)」と連携して、「みどりのカーテン」の普及活動を推進しており、福知山市周辺の小中学校などで「みどりのカーテン」の効果や地球温暖化問題に関する授業を行う「環境出張講座」や、「みどりのカーテン」の普及・啓発活動の中核となるリーダーの育成を目的とした「エスペックみどりの学校(注3)ゴーヤ先生養成セミナー」などを開催しております。
6月24日、当社は東日本大震災被災地支援の取組みの一つとして、気仙沼市立小原木小学校内の仮設住宅において、「みどりのカーテン」となるゴーヤ等の苗の植え付けを行いましたが、その後も関係者のみなさまとの交流を継続してまいりました。そしてこのたび、「みどりのカーテン」の温度抑制効果を実感していただくため、9月12日に、「みどりのカーテン効果測定授業」を開催することといたしました。
本授業には、入居者のみなさまや小原木小学校生徒のみなさまが参加し、赤外線サーモグラフィーを用いて「みどりのカーテン」の表面温度などを測定いたします。また、福知山市みどりの親善大使として「ゆるキャラ(R)」に登録されている「ゴーヤ先生」も同行する予定で、参加者のみなさまに楽しく「みどりのカーテン」について学んでいただくとともに、相互交流を図っていただきたいと考えております。
当社は、被災地支援や電力使用量の削減を目的に、来年度以降も「みどりのカーテン」設置活動を推進してまいります。

実施概要

日時 2011年9月12日(月)10:30~11:30
■場所 気仙沼市立小原木小学校(宮城県気仙沼市唐桑町字岩井沢97-3)
■参加人数 約80名(予定) *入居者のみなさま・小原木小学校全児童58名
■内容 ①地球環境問題や「みどりのカーテン」の効果説明
②赤外線サーモグラフィーを用いた効果測定
③オリジナルソングで「ゴーヤダンス」のレッスン

「みどりのカーテン」設置概要

日時 2011年6月24日(金)9:00~15:30
■戸数 30戸+1談話室(22世帯)
■参加人数 約30名
■植付本数 約200本
【 みどりのカーテン 生育状況 】
6月24日現在
6月24日現在
8月29日現在
8月29日現在
(注1) 夏の暑さに対処するためにツルのある植物(朝顔やゴーヤ、へちまなど)を窓際に植えること。植物がカーテンのように夏の日差しを和らげるほか、葉の蒸散作用により室温の上昇を抑えることができる。
(注2) 2003年度に京都府福知山市で策定された「環境基本計画」に掲げるプロジェクトを推進するため、2007年6月、市民(市民団体)・事業者・行政が参画するパートナーシップ組織として発足。
福知山環境会議HP:http://www.fukuchiyama-kankyokaigi.jp/
(注3) 2011年3月29日、環境省より「環境教育推進法にもとづく環境教育の人材認定等事業」として認定。
エスペックみどりの学校HP:http://www.espec.co.jp/green_school/index.html

≪本件に関するお問合せ先≫
エスペック株式会社(http://www.espec.co.jp
環境管理部 みどりの学校推進グループ 谷口 真奈見
TEL:0773-27-9202 FAX:0773-27-6961 E-MAIL:m-taniguchi@espec.co.jp
≪本リリースに関するお問合せ先≫
エスペック株式会社(http://www.espec.co.jp
総務人事部 総務グループ IR・広報担当
TEL:06-6358-4741 FAX:06-6358-6382 E-MAIL:ir-div@espec.jp