2008年1月29日

首都圏最大級となる横浜新試験所を開設

エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:進 信義)の関係会社であるエスペックテストセンター株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:坂本 敏光、以下エスペックテストセンター)は、2008年4月に首都圏最大級となる横浜新試験所を開設します。これにより、首都圏での受託試験サービスの一層の強化・拡大を図るとともに、分析・解析・信頼性評価のコンサルティング事業を展開し、総合評価開発センターとして、お客さまに付加価値の高いサービスの提供に努めてまいります。

I.横浜新試験所開設の背景

エスペックテストセンターは、2004年に横浜試験所(横浜市港北区)を設立し、エレクロニクスメーカーからの試験依頼を中心に事業を拡大してまいりました。
近年では電子部品・デバイスの高機能化・高密度化に加え、低コストや高品質の追求、開発期間の短縮化などにより、より一層受託試験サービスへの需要が拡大してきております。そのため、現試験所を移転し首都圏最大級となる新試験所へと拡張を図ることで、エレクトロニクスメーカーはもとより、自動車関連メーカーからの増加する試験需要に対して、質の高いサービスをスムーズにご提供できる体制を構築することといたしました。

II.横浜新試験所の概要

恒温恒湿器や冷熱衝撃装置、計測システムなどの従来の試験設備を充実させるほか、自動車業界特有の特殊試験に対応できる大型環境試験室や大型冷熱衝撃装置、結露サイクル装置を設置いたします。また、航空機部品などの高度試験が可能な恒圧恒温恒湿槽やVOC放散試験が可能なVOC放散試験チャンバーなどの特殊試験装置、モバイル機器などの落下試験が可能な落下試験機など数多くの試験設備を取り揃えてまいります。
さらには、接合信頼性評価やウィスカ(注1)など試験前後の表面および断面観察、内部観察、元素分析などの分析・解析設備の設置も計画するなど、分析・解析・信頼性評価のコンサルティング事業を強化し、あらゆるお客さまのニーズにベストソリューションでお応えする総合評価開発センターを目指してまいります。

■営業開始:
2008年4月1日
■所在地:
神奈川県横浜市都筑区池辺町4206番地(JR横浜線 鴨居駅から徒歩10分)
■敷地面積:
2,380m2  延床面積:2,250m2
■試験設備:
恒温恒湿器、冷熱衝撃装置、HAST試験装置、恒温恒湿室、計測システム、
特殊試験装置、衝撃試験機、分析・解析設備等

III.今後の展開

試験設備およびサービスメニューの拡充により、お客さまへの対応力の強化や利便性の向上を図り、今後さらなる試験需要の拡大が見込まれる自動車業界などでの事業展開ならびに新たな試験ニーズの開拓に取組んでまいります。

(注1)
金属メッキ皮膜表面に発生する針状単結晶のこと。この発生により隣接する配線が 短絡することで、信号不良を引き起こし、電子機器が正常に動作しなくなる原因となる。

関連ホームページ:エスペックテストセンター株式会社 http://www.espectc.com

≪本プレスリリースに関するお問合せ先≫
■エスペック株式会社(http://www.espec.co.jp)
総務部 IR・広報グループ 
TEL:06-6358-4741 FAX:06-6358-6382 E-MAIL:ir-div@espec.jp

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